10年間歯周病に悩まされた僕が歯周病を克服した方法

広告

ふと、わたしが長いこと歯周病に悩まされていたことを思い出したので、記事に書くことにしました。

忘れていたくらいですから、今は悩まされていません。
進行がおさまり、痛むことがなくなりました。

そんな体験談をご紹介したいと思います。

 

スポンサーリンク

歯周病は虫歯よりこわい、本当にこわい

落語好きな方の中には「こわい」と聞くと「好きなのか〜、大好きなんだな〜」と思う方もいらっしゃると思いますが、今回はまったく関係ありません。

まんじゅうこわい – Wikipedia

はっきり言って虫歯よりも遥かに怖いです。

これは本当です。

歯周病とは?

歯周病は歯肉炎・歯周炎の総称で原因は歯周ポケットという歯と歯茎の間に潜む細菌。気づかぬうちに進行し、放っておくと最悪の場合、歯が抜けてしまうという非常に恐ろしい病気です。

歯周病の症状

歯周病の代表的な症状としては以下のうようなものがあります。

  • 歯茎が腫れる
  • 歯茎から血がでる
  •  しみる
  • 歯が伸びた感じがする
  • 歯がぐらつく
  • 虫歯と違う歯の痛み
  • 口臭

詳しい症状の解説はこの辺のサイトにお任せしておきます。

www.jacp.net

とにかく最悪歯が抜けてしまう病気ということです。

「年寄りがなる病気でしょ?」って思ってる方は多いと思いますが、

答えは「ノー」

若くてもなります。

「虫歯にもなったことないし、歯丈夫だから平気でしょ?」って思ってる方も多いと思いますが、

答えは「ノー」

虫歯がなくてもなります。むしろろなりやすい。

そんな私は、若干26歳で歯科医に歯周病と診断されました。

広告




言われなきゃ気づかない歯周病

歯医者に行った原因は、歯が痛いから。

歯茎が腫れて痛い状態から始まり、数日後には上の歯と下の歯が触れるだけで痛い状態になりました。

このまま放置しても痛みがおさまる様子もないので「こりゃ虫歯だな」と思い歯医者へ。

虫歯0

歯のレントゲンを撮ったところ虫歯は無し。

「オヤ?」と思っていたわたしへ、歯科医が申し訳なさそうな顔をして一言。

「お若いので信じられないと思いますが、歯周病ですね。それも割と進行しています」

え〜!!ショック!!

毎日、朝と寝る前の歯磨きはしているし、1年前に歯医者で虫歯治療した時は何もいわれなかったのに!

歯磨き指導

話を聞くと、治す事は出来ないけれど進行を止めることはできるとのこと。

まずは歯医者にて普段のように歯磨きをさせられました。

その後、小学校の時に歯磨き出来てるかのチェックで使った記憶のある歯垢を染めるピンクの錠剤をカミカミ。

すると….歯の隙間、奥歯の奥の奥に磨き残しが!

これからはちゃんと磨きますので、どうかこの痛みを止めてください!なんでもします!!

で、話を聞いてみたところ非常につらいお知らせ。

どうやら即効性がある治療というものは無く、炎症が治るのを待つしかないとのこと。それまでの応急処置として、噛み合わせを調整することと痛み止めを出すことくらいしかできないらしい・・・。

非常についらいけど、ないなら仕方がない。

これ以上悪化をさせないためにも、おとなしく歯磨き指導を受けました。所謂プラークコントロールするための方法を教えてもらったのです。

具体的には、やわらかい歯磨きで隙間を1本15秒ほどかけてブラシを小刻みに動かして磨き方。

hanoblog.com

硬めの歯ブラシでガンガン磨いて生きてきたけど、あれは良くなかったのか…..

これからは心を入れ替えて、柔らかめで1本1本じっくり磨こう。

そして数日後。

腫れがひいて痛みもだいぶおさまったので、もう一度歯医者へ。

これなら次の処置ができる!ということで、歯石を除去してもらいとりあえず1回目の通院生活は終了となりました。

広告




自覚症状について

虫歯だと思って歯医者にいったら歯周病と診断されてしまったのだけれども、自覚症状がまったくなかったかというと実はそんなことはなかったことに後から気づきました。

上に書いた症状のうち、「歯茎から血がでる」はたしかにありました。

毎日歯磨きするたびに血が出ていたし・・・

だからと言って、歯周病だとは思わなかったんです。

そして、「歯がぐらつく」。これもありました。

なんか奥歯がぐらついている気はしたけど、ぐらついていない状態の時をよく覚えていなかったので気にもしていませんでした。こんなもんかな〜と。

そして、一番わかりそうな「口臭」については、みんながみんな臭うわけではないのと、当時は超ヘビースモーカーだったのもあり、まったくわかりませんでした。

この「自覚症状が無い」(気づきにくい)というのが歯周病の一番恐ろしいところだとわたしは思っています。

それもひとえに歯周病に関する情報が世間にまだまだ広まっていないからだと思います。

治ったわけじゃないのを忘れていた

さて、面倒な歯磨きを来る日も来る日も続けるわたし。

1年に1回くらいの頻度で腫れ、痛みはやってきますが、歯周病が原因ということはわかっており、歯医者にいっても何もしてくれないということもわかっているので歯医者にいったりはしません。

ただ、丁寧に歯を磨いて腫れと痛みが治るのを待つだけ。

そして、8年ほどの時が経過したころ久しぶりに耐えられない痛みがやってきました。

歯もグラグラ。

「いっそ、この歯を力まかせに引っこ抜いたら楽になるんじゃないか」そう思うくらいの痛み。

仕方ないので、歯医者にいきました。

前回からどれくらい進行しているかはレントゲン写真を見た感じではわかりませんでしたが、少なくとも良くはなっていません。当然といえば当然。

そして、8年前と同じように歯磨き指導と歯石除去をしてもらいました。

なんやかんやで時後観察も含めて半年ほど通院し、保険適用外の薬を処方されたりとかして、トータル3万円くらいかかりました。

そういえば、この時通院していた歯科で1つだけ前のところと違うことを言われました。

柔らかい歯ブラシはあまり良くないと。

ええー!!今更!?

なんでも、炎症を起こしてる時にはいいけど、普段磨くには良くないそうです。

もっと早く知りたかった・・・

歯周病は治らないんじゃなかったんかい!

例のごとく痛みがやわらいだので、その後1年半ほど、普通に生活をしていたんですが、ある時知り合いがこんなことをいっていました。

知人「この前、知人の歯科医に歯周病検査をしてもらったんだ。菌いないってわかってよかったよ」

わたし「よかったですね。僕、歯周病なんですけど治らないから辛いんですよ」

知人「え?治るっていってたよ?」

わたし「なんですとー!!!」

聞けば、歯周病治療に力を入れている先生とのこと。

これは、会って話してみたい!ということで、知人に紹介していただき歯周病検査を受けることにしました。

科学的な歯周病検査

レントゲン写真を撮る、口内の写真を撮る、歯周ポケットの深さを調べるところまでは、今まで通院した歯科と一緒です。

違ったのは、特殊な機械で歯周病菌の数を診てくれること、そして口臭を数値化して教えてくれること。

歯周病菌に関しては、案の定、大量にいました。

画像をお見せできないのが残念ですが、ザ・菌といわんばかりの細長くウネウネした物体が元気に動きまわっています。

そして、口臭。

こちらは口臭が気になると言われるラインより下の数値が出たので一安心。

誰にも迷惑をかけていなくてよかった・・・

今までの歯科との違い

これまで通った2件の歯科は、症状とレントゲン写真や歯周ポケットの深さ、歯茎の炎症などを診て歯周病と診断していました。

そして、治療は簡単にいうと歯周病菌を減らすためのもの。

菌がいる限り進行は止まらないことを考えるとこの方法で良くなることはありません。

で、今回診てもらったところは、菌そのものを無くすという方法。

ちょっとお高めの治療費とデンタルプラークバスターという強そうな名前の治療法

さて、じゃあ治療はどうするかというと、中性の高濃度低分子次亜塩素酸水を利用して一度にすべての歯周病菌(デンタルプラーク、バイオフィルム)を除菌する方法を用います。デンタルプラークバスターという名前だそうです。

歯周ポケットを1本1本丁寧に洗い流し、歯石も同時にきれいに取るこの方法は1日ですべての歯の除菌が完了します。

残念ながら保険適用外ということでお値段はちょっとお高めの108,000円。

少し悩みましたが、定期的に痛んでその都度通院し、2〜3万かかることを考えると、「ここで10万かけて治療しておいた方がどう考えても良い」と思い、清水の舞台から飛び降りるつもりで治療を決意しました。

劇的な変化

1日で除菌を終え、その後1ヶ月間ほど特殊な液体で歯磨き後のうがいを続けました。

1ヶ月後に再び通院し、菌がいないことを確認し、治療終了。

その後、半年ほど経ちますが痛みも出血も1度もありません。

歯周病菌が口内から完全にいなくなったものの、また入ってくる可能性はあるので丁寧な歯磨きは続けた方がいいと思いますが、長らく悩まされた歯周病から解放されたのはこの上ない喜びです。

そうそう、これは除菌した後に気づいたんですが、ネバネバっぽかった唾液がサラサラになりました。

菌が多いとネバネバするみたいですね。

虫歯にならない人ほど歯周病になりやすい

一般的に虫歯にならない人ほど歯周病になりやすいと言われています。

先生にきいてみたところ、すでに菌がいるところに新たな菌が入っていっても増えにくいからとか、虫歯ない人は歯医者にそもそも行かないからとか教えてくれました。

実際わたしも虫歯はすくなく歯も丈夫だけど歯周病でした。

ただ、明確な相関関係があるわけではないようです。

あとは、虫歯とは関係ないですが、噛み合わせは歯周病に大きく関係しているそうです。

歯ぎしりをするような方は要注意。

おわりに

予防としては、毎日の丁寧な歯磨き(フロスも使う)、定期的に歯科に行って歯のクリーニングを行った方がいいと思いますが、まずは歯周病の怖さを知りましょう。

そして、若くても歯周病になるということがもっと世間に広まると良いと思います。

歯茎から血がでたら注意のサインと先生は言っていました。あとは口臭が気になる方は歯周病の可能性はあるかもしれません。口臭の原因は歯周病以外にも内臓の疾患、口呼吸など色々あると言われていますが気になる方は一度検査を受けてみると良いと思います。

実際に口臭で悩む女性がいたので、こちらの病院を紹介したころ検査で歯周病菌がいることがわかり、その後、除菌をしすっかり口臭が改善したそうです。

他人の口臭をズバッと指摘するような人はほとんどいないので、なかなか誰かが教えてくれるということもないと思います。そして、なので自分で気づくしかないですが、他の人が自分の息をどう感じているかなんてわからないので、やはり自覚するのはなかなか難しいのではないでしょうか。

気になる方は、家族にでも聞いてみるといいと思います。

そして、この記事を書きながら治療してくれた先生からの定期検診の連絡を華麗にスルーしていたことを思い出しました。

【追記】2016/06/06

本日、半年ぶりの検診にいって先生にブログの反応が割とよかったことを伝えたら、治療法はどんどん広めたいのでデンタルプラークバスターという治療法と医院の名前を出していいと言われたので、ここに追記します。

↓がわたしを歯周病の痛みから救ってくれた新宿三丁目北歯科さん。

umez.jimdo.com

半年の経過は非常に良好でした。

そのあたりは別の記事でご紹介したいと思います。

検診大事!

撲滅!歯周病!

歯周病予防にオススメのアイテム

・デンタルフロス

・電動歯ブラシ

・隙間磨き用のブラシ

スポンサーリンク