昨日は、山ちゃんの手羽先を食べにわりと近くにある世界の山ちゃん川崎砂子店にいきたい気分だったのですが、台風が通過し雨風が収まるのが何時頃になるか昼間の時点では判断できなかなかったので、諦めることにしました。
が、手羽先はどうしても食べたい!
なので、家で世界の山ちゃん風の手羽先をつくることにしました。
世界の山ちゃんの思い出
愛知出身の知人は、途方もない数の手羽先をこれまでの人生で平らげてきたものとおもいますが、千葉出身のわたしは手羽先をほとんど食べずに育ってきました。
というか幼少期に手羽先を食べた記憶がありません。
そんなわたしが初めて世界の山ちゃんの手羽先を食べたのはおそらく20歳を超えてから。
初めて食べた時はなかなかの衝撃でした。その頃には手羽先自体を食べた事はありましたが、もうちょっとデリケートな味だったのであの味の濃さとコショウの効きっぷりには度肝を抜かれました。
ビールが進む進む。
そして、その後の10数年、頻繁にいくというほどではありませんでしたが、たまに思い出したように食べに行くたびにじわじわと虜になっていき、いつしかこう想うようになりました。
「この味を再現したい」と。
そして、それに挑戦するのは今日(8/22)をおいて他になし!
再現しようとするも詳細に思い出せない山ちゃんの手羽先
ただ、正直なところそこまで完璧に味をおぼえるほどの本数を食べてきていませんので、甘辛くスパイシー(主にコショウ)といった曖昧な記憶しかありません・・・。
なので、ネット上に転がっている「再現してみた」系のレシピを頼ってみることにしました。
今回、参考にしたのはこちらのレシピです。
1
2
各山ちゃん手羽先再現レシピの特徴
手羽先自体は小麦粉をつけてあげるので、ほとんど一緒です。タレは若干ことなります。
1のレシピは
醤油 大さじ5
みりん 大さじ2
酒 大さじ2
メイプルシロップ 大さじ2
にんにく 2欠
生姜 適量
鷹の爪 一つまみ
2のレシピは
ニンニク 1/2片
醤油大さじ2
みりん 大さじ1
酒大さじ1
砂糖小さじ2
分量が全然違うのは、単純に作るタレの量が違うからです。
1はタレにメープルシロップ、にんにく、生姜、鷹の爪をいれるのに対し、2はニンニクのみ。他はまあよくある和風の煮物的調味料です。
個人的にはピリ辛なイメージがあったので、1の方が近そうな感じがしましたが、せっかくなのでタレは両方ともつくってみることにしました。
あと、1 は200℃で5分あげるのに対し、2は150℃で6分あげた後5分おいてから190℃で2分あげる2度揚げ。
どちらも再現レシピなのにこれほどまでに、差があるのはなかなか面白いですね。
自宅で山ちゃん手羽先をつくってみた
つかった手羽先はこちら。めちゃくちゃ安いです、ハイ。
山ちゃんの手羽先はかなり小さいサイズですが、スーパーであのサイズは逆に売ってませんね。1説よると1本あたり40gくらいらしいですが、これは16本はいってたので平均すると1本あたり56gくらいです。
小麦粉をまぶして、揚げていきます。中までしっかり火を通したいのでこの工程では2度揚げする方のレシピを選択しました。
さて、16本が一気に揚げられるわけもなく無駄に時間がかかります。
子供がお腹を空かして機嫌が悪くなってきたので、本当はゆっくり写真撮りながら作りたかったのですが、諦めて作ることに専念することにしました。なので写真がほとんどありません。
というわけで完成。
手前側1列が、1のメープルシロップ入りのピリ辛レシピです。
奥側1列が、2のレシピ。
見た目はほぼ同じですが、1の方は生姜とニンニクをおろしているので手羽先に若干付着していますね。
どちらも揚がったあとにホワイトペッパーを大量にかけています。
再現レシピを元につくった2つの山ちゃんの手羽先
揚げたての手羽先うめーーーーー!!!!!
手前はメープルシロップの香りがいいアクセント担っていて美味い!!
奥側はシンプルで家庭の味っぽいけどそこがまた美味い!!
何本でもイケるでごじゃるーーーーー!!!!!
2歳の娘にはコショウかけない版の2のピリ辛じゃないレシピの方を食べさせてみたところ、ばくばく食べていました。
嫁さんには1のメープルシロップ入りの方が好評でした。
あ〜美味しかった。
どちらのレシピもバッチリ美味しかったです。ありがとうございます。
はたして山ちゃんの手羽先を再現できたのか?
さて、気になる再現度について。
味をうろ覚えなわたしが判定するのもなんですが、どちらも近いような〜なんか違うような〜という感じです。美味しいんですけどね。何かが決定的にたりない気がします。
ただ、レシピどおりにつくったとしても煮詰め具合や絡め具合で多少の味の違いはうまれるので、わたしの作り方がわるいだけかもしれません。
で、1日おいて徐々に本家の味を思い出してきました。
「ああ、あのあと引く感じは化学調味料(うまみ調味料)か!」と。
どことなくハッピーターンのパウダーに近い感じ(全然ちがうかもw)もあったような気もしますし、間違いない!(全然ちがうかもw)
というわけで、次は味の素で加えて作ってみたいと思います。
その後、なんとか本家の味を知りたいと思い調べていたら、こちらの山ちゃんの「幻の手羽先」の通販サイトに材料表記を発見。
原材料名 >>
スチーム手羽先…鶏手羽先
たれ…しょうゆ、発酵調味料、砂糖、でん粉、食塩、カラメル色素、調味料(アミノ酸等)、(原材料の一部に大豆、小麦を含む)
味付きスパイス…香辛料、食塩、調味料(アミノ酸等)、(原材料の一部に小麦を含む)
発行調味料はみりんのことでしょうね、おそらく。
でん粉はちょっとわかりませんが、いろんなものに入ってるので特に気にしなくてよいかな。
大豆、小麦を含むは醤油にってことだと思うので、そう考えるとタレだけみると2のレシピが近かったような気がします。
カラメル色素は煮詰めて飴状になった砂糖と考えて。
ポイントは味付きスパイスの方ですね。香辛料はコショウは確定としてその他にも何か入っているのかどうか、調味料(アミノ酸等)は化学調味料と考えるとして、粉で小麦を含んだ原材料ってナンジャ??
この辺を突き詰めていけば、味をさらに近づけていける気がします。
まとめ
というわけで、再現レシピを使わせてもらって世界の山ちゃんの手羽先の再現を試みたのですが、微妙な結果になってしまいました。
いつか、必ずリベンジします。
とかいいつつ既に手羽先を購入してあるので、そう遠くないうちに挑戦してみたいと思います。
挑戦する前に1度「世界の山ちゃん」に食べに行った方が早い気がしますが、なかなか行くチャンスがなくて・・・。
先日、8月21日に大動脈解離により59歳の若さで亡くなられた居酒屋チェーン「世界の山ちゃん」の創業者でエスワイフード会長の山本重雄(やまもとしげお)氏のご冥福をお祈りします。
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