テレビなどでもたびたび取り上げられている低温調理。
タンパク質が凝固する温度帯の58度〜68度の温度で調理する方法で、フランス料理の三ツ星レストランでも行われている調理法だそうです。
わたしはローストビーフをよくつくるのですが、専用の器具をもっていないので炊飯器で作っていました。
そして、この度、炊飯器を使った調理に限界を感じたため専用の器具を買うはこびとなったので、その経緯をご紹介します。
炊飯器でも充分ではあるのだが
ステーキもローストビーフもローストポークも鳥ハムもチャーシューもなんでもかんでも炊飯器でつくれることはつくれるんですが、頻繁につくるようになると以下のような問題が発生します。
・サイズに限界がある
・ご飯が炊けない
・サイズに限界がある
我が家は3人家族ですが、わたしがそもそも家でお米をあまり食べないので、1回で炊くご飯の量は0.5合〜1合です。
なので、使っている炊飯器のサイズは3合炊きと小さめ。一人暮らしの若者や子供が独立して二人で暮らしている老夫婦に最適なサイズではないでしょうか。
このサイズで、ちょっとしたブロック肉を調理しようとするとこんな感じになります。
溢れ出んばかり。
なにせ低温で殺菌して、さらに火を中まで通さなくてはいけないので時間がかかります。
なので、1回で作る量は多めにしておきたいものです。
上の写真では200gと300gの肉を2つにわけて調理しているのですが、これだと2回の食事で食べきってしまいます。
というわけで、3合サイズではちょっと物足りない。
・米が炊けない
当たり前ですが、炊飯器を占有されてしまうのでその間、米を炊くことができません。
炊きたてホッカホッカのご飯にジューシーで柔らかいステーキを乗せてステーキ丼・・・なんてことができなくなってしまいます。
わたしは米を食べなくても大量の肉があれば満足なんですが、妻と娘はお米大好きなのでそういうわけにもいきません。
実にこまった・・・。
低温調理器はAnova一択だった
米を炊くには充分なサイズなのに大量の肉を調理するためだけに炊飯器を買い換えるという選択肢は最初からありません。
「こりゃ専用の調理器具を買ったほうが良さそうだ」ということで低温調理ができる器具を調べてみると。
比較的安い価格帯では、こんなのとか
こんなの
が人気みたいですが、どちらもそこそこの大きさです。
収納スペースの少ない我が家的には、はっきり言って邪魔なので、こちらも選択肢にははいりません。
で、見つけたのがAnovaという調理器。
漫画家 小林銅蟲さんの記事を参考にしました。
なんでも、19リットルくらいまで温められるそうなんで、大量の肉を仕込むにはもってこいです。
値段は、Amazonで30,500円(2016年6月)と高額ですが絶対にわたしには必要な商品なので、特にほしいものがなく保留していた誕生日プレゼントとして購入させていただくことにしました。
妻を説得するのにリンクの記事などを見せたところ、興味がわいたようで即OKがでました。
ありがたやぁ。
美味しい肉料理を沢山つくるからね!!!
おわりに
さっそくポチ。
明日には届く予定ですが、明日は外で呑みなので明後日以降に使いたいと思います。
ちなみにAnovaのプラグの形状はこんな感じなので、普通のコンセントにはさせません。
ULプラグ付ケーブル 3P-3P – AKIBA Cobadennet
なのでこういった変換アダプタが必要(某を折るという手もあるけれど・・・)なので合わせてAmazonで購入しようとおもっていたのですが、プライム対応商品ではなく送料が別途かかります。
あと、Amazonの倉庫からの発送ではないので翌日には届きません。
なので近所の家電量販店で先ほどアダプタだけ498円で購入してきました。
すぐに使いたい方は、気長に待つかアダプタだけその辺で購入してくることをオススメします。
肉好きは是非お試しあれ。