わたしは中華鍋を愛用しています。
Facebookのタイムラインをみていたら、こんなのが表示されていました。
2年前の10月11日の投稿なんですが、中華鍋を買ってウキウキしながら空焼きしている様子です。
当時はまだブログやっていなかったので、FBに投稿していたようです。
ちょうどネタ探しに困っていたところなので、中華鍋の空焼きについて書いて見たいと思います。
中華鍋の購入を考えている方、買ったはいいけどどうすればいいかわからない方、お時間あったら読んでみてください。
中華鍋ってこんな感じ
中華鍋は知ってるけど、使ったことない人向けに簡単にご紹介。
中華鍋の良いところ
その名の通り、中華料理のイメージがある中華鍋ですがコイツがかなり万能でして、煮る、焼く、蒸す、炒めるをこなしてくれます。
揚げ物もできますね。底が丸まっているため少ない量で揚げ物をあげることができます。
熱伝導も良いし、材料を返しやすいし良いところだらけです。
あと何より、振るのが楽しい!そして、かっこいい!
料理していて一番楽しい瞬間かもしれません、実際はそんなに振る必要ないんですが、ついつい振りすぎてしまいます。
中華鍋の悪いところ
使い始めるまでの準備が大変。
鉄製の中華鍋は売られている段階で酸化してサビてしまうので、サビ止めでコーティングされています。一番はじめに使う前にコレを落としてやらなければなりません。
手入れがチョイ面倒。
普通のフライパンは洗剤で洗ったら、水を拭き取るか、乾かすかすればそのまま片付けることができますが、中華鍋の場合は洗剤を使わずに洗い、洗ったら火にかけて乾かす、そして乾いたら油を塗るという作業を毎回する必要があります。
慣れればどうということはないですが、最初はちょっと面倒かも。
家庭用コンロでの空焼きをするのは難しいので注意
さて、新しい中華鍋を購入したので早速準備をしよう!
まずは空焼きだ!!
コンロに乗せて、火をつけてっと・・・。
ピー!!!
普通に焼き方とか調べてやりはじめても今時の家庭用コンロでは十中八九こうなります。
これは、ガス事業法により安全の為、鍋底の温度が250℃を越えたら消化する安全機能の実装がで義務化されているからだそうで、仕方ありません。
ガスコンロの規制が変わります! [キッチン] All About
普段、使うときには非常に安心な機能なんですが、唯一、鍋の空焼き時には邪魔な機能です。
センサーの対策についてはこちらの記事でも書いています。
お肉を美味しく食べるための焼き網のススメとガスコンロのsiセンサー対策
まずは空焼きでコーティングを焼き落とす
普通の火力なら、まんべんなく焼くのに30分とかで済むと思うんですが、センサーが稼働しだした家庭用コンロでは、まったく焼きが進みません。白っぽく変色しているところだけサビ止めが剥がれていますが、30分焼いてもこんなもんです。
空焚き防止のため、鍋底がセンサーに接していないと火が消える仕組みになっているので、表側を直接焼くこともできません。
その後、どうにも作業が進まないのでお湯を入れた小さい鍋を強火で沸かし、横からはみ出る火で中華鍋を焼くという荒技を使い約2時間かけてなんとか空焼を完了することができました。
お湯がある限りは、そこまで高温にはなりませんので火は弱まることなく強火で燃え続けてくれます。
こんな感じです・・・
なんとかコーティングを取り去ることができましたが、いくらなんでも時間の無駄すぎです。
だからといって、家庭用コンロを使って焼きを加速させる良い方法は思いつきません。
なので、そもそも家庭用コンロで焼くのはやめましょう!!
いまどきは、鍋料理もホットプレートで出来ちゃったりするので、カセットコンロを所有している人は意外に少ないかもしれませんが、なんだかんだであると便利です。
カセットコンロならバッチリ焼けます!
あとは、バーナー!!
あっという間に焼けます。
家の中でやるときは充分注意してください。
そして、必ず換気扇を回しましょう!
追記
その後こういったものを見つけました。
この五徳をコンロの上に設置し、真ん中に水をいれると火をよわめることなく、センサーが稼働することもなく強火を使用し続けることができるそうです。
これすごいですね。
焼けたらクズ野菜を炒めて油を塗って準備完了
空焼きが完了したら、油をなじませるためにクズ野菜を炒めます。
これは近所のスーパーでもらってきた、キャベツの外側の葉っぱです。
キャベツ売り場ってよく外側の葉っぱを捨てる箱が併設されてますよね。
店員さんに「これ鍋に油なじませるのに使いたいんですが、少しいただくことってできますか?」と聞いたら、「いいですよ〜」と言ってくれました。
必ず声かけましょうね!
炒めたらタワシで洗って、油を塗れば完成!
美しい・・・。
これで何でもつくれますね!
使い続けてて焦げ付いたり、くっつきやすくなったりした時の対処
使い続けていると焦げ付つきがなかなか剥がれなくなったり、食材がくっつきやすくなったりすると思います。
焼きそばなんかやると結構くっついたりしますね。温度が高過ぎたり、低過ぎたり、油が少な過ぎたりするとくっつきやすくなるのも鉄製鍋、フライパンの特徴です。
基本的には毎回しっかりおとせば次は問題なく使えると思いますが、蓄積されてどうしても焦げがおちなくなってしまった場合はどうするか。
そんなときは、油を洗い落としてまた空焼きからやり直せば大丈夫!
穴が開かない限りは半永久的に使えるはずです。
おわりに
1番上の写真が現在の様子です。丸2年使いましたが、全然サビはありません。
野菜炒めとかチャーハンとか作るの超絶楽しいので、料理好きだけどまだ中華鍋持ってない方はぜひ試してみてください!
そして、これから中華鍋を購入しようと思っている方は、ぜひ家庭用コンロではなくカセットコンロorバーナーも合わせて購入してみてください。
オススメは、最高すぎると話題の山田工業所の中華鍋です。
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