先日、豚肩ロースブロックを2kgほど購入しました。
1本は1つ前のこちらの記事で肩ロース氏というミラクル美味しいご馳走をつくることに成功しました。
漫画メシを再現!めしにしましょうに登場する肩ロース氏をつくってみた – だがそれがいい
せっかく豚肩ロースブロックがあと1,300gくらい残ってるんだから、やっぱ低温調理しときたい!!
というわけで、もう何回つくったかわからないチャーシューをつくってチャーシュー麺を食べることにしました。
ついでに、めしにしましょうを読んで試してみたかった、家庭の火力でも恐ろしいくらいパラパラになるチャーハンの作り方もやってみることに。
夕飯は、ラーメンチャーハンセットだ!!
2種類のチャーシューを作ろう
せっかく豚肩ロースブロックが2本あるので、違った味付けにします。
まあ、普通に
・しょうゆ味
・塩味
の2種で。
醤油味のチャーシュー
あああ!醤油がほんのちょびっとしか残ってない!!
つけだれつくるなら100mlくらいは必要かな。
濃口醤油は、ちょぴっとしか残っていませんでしたが、薄口醤油を発見したので一安心。
薄口の方が塩分濃度高いですよね……
だめだ。よくわからん。
わからないので、適当で。
・薄口醤油50ml
・みりん100ml
・酒100ml
・しょうが余ってたやつ
・長ネギ青いところ
・にんにく1片
これを一煮立ちさせて味見。
ちょい辛いので、砂糖を大さじ1くらい入れてもう一煮立ちさせてタレ完成。
さましたら、ジップロックに肉と一緒に入れます。
塩味のチャーシュー
こっちはちゃんと塩の重さが肉の重さに対して0.8%になるように測ります。
肉が712gなので、塩5.7g
0.8%というのは、人間がもっとも美味しいと感じる塩分濃度だそうです。
・白トリュフ塩4g
・クレイジーソルト1.7g
・コショウ少々
・オリーブオイル
贅沢に白トリュフ塩をつかってみました。
こちらそんなに高くないのでオススメです。
塩コショウを肉にまぶしたらオリーブオイルと一緒にジップロックに入れて真空パック。
65℃、5時間の低温調理
肉の準備ができたらAnova Precision Cookerで低温調理します。
本当は63℃でやろうと思ったんですが、それだと夕飯に間に合わないので高めに設定。
これが吉とでるか凶とでるか……。
表示は63.5になってますが、日和って65℃にしてしまいました。
低温調理が終わったらラーメンだ!
5時間後。
醤油味。
塩味。
わりとよさそう。
これを表面の殺菌のために高温短時間で加熱します。
いつもなら魚焼きグリルをつかうんですけど、ちょっと塊がでかくてグリルに入りきらなかったので、慣れないオーブンでいってみることに。
210℃が最高なので、焼け具合を見ながら5分くらい加熱。
醤油味。
塩味。
塩の方は、真ん中にスジがありますなぁ。
まあ、大丈夫かな〜。
どうかな。
ラーメンはこちらを使ってみます。
本物をまだ食べたことがないジャパニーズソバヌードル 蔦(つた)。
選んだ理由は、低温調理チャーシューと相性が良さそうだから。
と、その前に!チャーハンをつくってしまわないと。
従来の作り方を完全無視したチャーハン
めしにしましょうに登場したチャーハンは、あんかけチャーハン。
でも、今回はラーメンと一緒に食べるので、普通のチャーハンを作ります。
味付けは、俳優の金山一彦が開発した金山チャーハンを採用。
このチャーハン、めちゃくちゃうまいのでオススメです。
材料
・ご飯1合
・卵1個
・油
・ネギ半分みじん切り
・塩2つまみ
・コショウ2ふり
・ほんだし小さじ1
・醤油小さじ1
・酒小さじ1
・低温調理チャーシュー細かく切る(オリジナル)
・ナルト細かく切る(オリジナル)
さて、ここまでは金山チャーハン。
ここからは、漫画めし。
作り方
1. 硬めに炊いた米をザルにあけ水で洗い水を切る
2. 溶き卵、調味料と油と混ぜ合わせたご飯を合わせてボウルでまぜまぜする
なんじゃこりゃ!!
まずそうな卵かけ御飯みたいになってる!
しかしもう、後戻りはできない。
3. 低温調理チャーシュー、ネギ、なるとサッと炒めたら米を投入し炒める
これは(笑)
おじやみたい!
※追記
コレはわたしの作り方が悪かったことによる失敗でした。
詳しくは、おわり に書いてありますので、このまま読み進めていただけたら幸いです
麺を茹でたら盛り付けて完成!
1分で茹で上がる細打ち麺に、スープをいれたら具材を盛り付けます。
醤油チャーシュー、塩チャーシュー、小松菜、ゆで卵、ナルト、メンマ、海苔、刻みネギ。
ラーメンはいい感じです。
チャーハンはどうなったかというと!
あれ?意外といいかんじ?
自家製低温調理チャーシュー麺と「めしにしましょう風」チャーハン感想
まずは、ラーメン。
すごーく普通のラーメンですね。昔懐かしい感じのあっさりとしたラーメン。
トリュフオイルが決め手っぽいですが、具材がつよいのかなんなのか、そこまで感じません。
低温調理チャーシューですが、味をしみこませる時間がなかったので味薄め。
醤油味は、スープと絡めると良い感じ。
塩味はトリュフ塩の風味がいい感じです。こっちのがトリュフ風味つよめ。
食感は、どちらもめっちゃやわらかい!
つぎは、チャーハン。
味よし!さすが金山チャーハン。
このほんだし風味がたまらんのですよ。
細かく切った低温調理チャーシューもいいアクセントになっている!!
なんか米やわらかいけどね!
米は完全に失敗でヤンス。
これは、わたしの作り方が悪かったのかもしれませんが、全然パラパラじゃない!
炊き込み御飯風、チャーハン。
うぅ……
でも味はよい!!
そういえば、わたし元々チャーハン結構得意なので普通に中華鍋で作ればヨカタヨー。
でも、完食。
おわりに
というわけで、今回は自家製低温調理チャーシューと漫画家 小林銅蟲さんがかく「めしにしましょう」に登場するチャーハンをつくってみたというお話でした。
もしかしたら、研究すればチャーハンをパラッパラに仕上げられるようになるのかもしれませんが、そこに行き着くまでの何回かの失敗で心がおれそうなので、これっきりにしておきます(笑)
こういうのもあるから、漫画メシって楽しいんですよねぇ。
–追記2017.2.7–
さて、このブログを更新したところ、twitterでこんなコメントをくれた方がいました。
チャーハンしくってるのは飯に対して卵が少ないのと油が入ってないのと具を先に入れたあたりが怪しい
— 小林銅蟲 (@doom_k) 2017年2月7日
おお!ご本人!!
卵か〜、たしかに全体にまとわりついてしまって、余りがないところをみると少なそう。
そして、油……?
ああ!書き忘れてた!!!
すいません。油わすれてました。
大さじ2杯分くらいの油を、ザルで洗って水切ったあとのご飯とまぜました。
なるほど!ああ、油は書き忘れです! https://t.co/dfVEHkYNnl
— だがそれがいい@はてなブログ (@nitoshi1980) 2017年2月7日
と返信したところ、さらに。
@nitoshi1980 卵多すぎてもやばいんですが、米と混ぜた時にわりとゆるめになる感じです
— 小林銅蟲 (@doom_k) 2017年2月7日
リプいただきました。
ありがとうございます。
卵ちょい多めでつくってみます。
というわけで、ご本人ブログのリンクをはっておきます。
— 小林銅蟲 (@doom_k) 2017年2月7日
たしかに、卵の量がだいぶちがいますね。
というわけで、卵多くすればうまくいきそうなので、明日の朝食にでもリトライしてみます……
早く作りたくてしかたない!
小林銅蟲さん、ありがとうございました。
そして、翌朝
本当につくってみました。
寝る前にタイマーで米をセット、朝の7:30からチャーハンをつくるわたし。
ポイントは、
- 御飯1合に対し、卵2個つかったとこと
- 具材は別で軽く塩胡椒して炒めて後から入れたこと
- 小林銅蟲氏の動画をみたら炒めるのに結構時間をかけていたので、じっくり炒めたこと
トータル20分ほどでパラパラのチャーハンが完成しました。
これ、最初に失敗したのは単純に炒める時間が短かったからですね。
この作り方で炒めたらパラパラになるではなく、パラパラになるまで炒めるという感覚で炒めるといいです。
「これ本当にパラパラになるかいな?」
が、徐々に
「お?いい感じになってきた?」
そして、
「おおー!!パラパラや!!!」
ってなっていきます。
動画を作成してみましたので、よかったらどうぞ!
朝から1合分のチャーハンはさすがに食べきれないので、1/3くらいを食べ、残りはお弁当に持っていくことにします。
なので、訂正。
漫画「めしにしましょう」に登場する肉あんかけチャーハンのチャーハン部分の作り方で、本当にパラパラなチャーハンを作ることができます!
–追記ここまで–
そうそう、チャーシューはさすがに1日では食べきれなかったので次の日にチャーシュー丼にしました。
温玉をつくる時間がなかったので、ポーチドエッグで。
翌日はチャーシューにさらに味がしみていたので、非常においしくいただきました。
以上、【ANOVA低温調理】自家製低温調理チャーシュー麺と「めしにしましょう」風チャーハンでした。
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