低温調理をはじめてネットで色々調べたことがある人が必ず辿り着くであろうブログがあります。
それがこちら。
破壊力のある料理とえげつない調理環境が印象的なブログです。
そして、パルの管理人 小林銅蟲氏が書いているのがこちらの「めしにしましょう」という漫画。
最近はまってます。
で、今回は「めしにしましょう」の4話に登場した豚肩ロースを使った料理を実際につくってみました。
肩ロース氏
なんのことかわからない人もいると思うので説明します。
肩ロース氏という料理名です。
旨いので敬称がついているそうです。
まあ、名前はどうでもいいんです。
めしにしましょうの単行本は2017/1時点では1巻が発売されています。
10話収録されているので、10品以上の料理が登場するのですが、沢山あるなかにも、
これはうまいのか?と思うものと、
これは絶対うまい!って思うものがあります。
肩ロース氏は後者。
材料
- 豚肩ロースブロック
- 醤油
- 酒
- オイスターソース
- 砂糖
- しょうが
- にんにく
- ごま油
- 片栗粉
豚肩ロースブロック意外はタレですね。
漫画によるとすべてを強目に効かせるのがポイントらしいです。
分量とかは書かれていません。
では、さっそくつくってみましょう。
作り方
今回つかった豚肩ロースブロックはコストコで購入したもの。
こやつを使います。
2kgは流石に食べきれないので1本だけ。
測ってないですが、600-700gくらいですね。
1.必要ないので糸をはずす
チャーシュー用に糸巻いてくれてますが今回は不要なので外します。
2.脂身を削ぎ落とす
脂身はしつこいので削ぎます。
これは、肩ロース氏を焼く時の油として使います。
3.肉を厚め、食べやすいサイズに切る
この料理がやたら美味しそうに感じた理由が肉の厚み。
作中では1cmと言われてますが、火の通りを考えたら若干日和りました。
7-8mm。
4.調味料を全部混ぜる
作中では分量は書かれていないのですが、一応今回作ったときの量を書いておきます。
- 醤油50ml
- 酒100ml
- オイスターソース大さじ1
- 砂糖大さじ2
- しょうが1片
- にんにく1片
- ごま油 入れ忘れ
さて、酒ですが片栗粉でネリネリにコーティングされてしまうのでなかに染み込んだアルコールが飛ぶのか心配です。子供も食べるので。
なので酒と醤油と砂糖だけ混ぜて先に煮立たせてアルコール飛ばし、軽く冷ましてから他と混ぜました。
5.肉を入れてタレを揉み込む
容赦なく揉み込みます
特に寝かせたりはせず。
6.切り落とした油をひき肉をやく
先ほど切り落とした脂身を炒めます。
油を程よくだしたら、取り出して肉を投入。
このままでは焼けないので、フライパン一面に綺麗に分布させます。
7.片面が程度焼けたらひっくり返す
焼けたらひっくり返します。
作中では片栗粉のノリの役目をして全体がくっつくのでまとめて返せると書いてあしたが、溢れ出す肉汁でノリはとろけ、お好み焼きのようには返せませんでした。
心配なのは火の通りだけなので、ひっくり返したら弱火にして、蓋をしてじっくり焼きます。
5分くらい焼いたら完成!
肩ロース氏の実力やいかに!
さて!無事完成したので、ホカホカのご飯、熱々の豚汁とともに頂きます!
漫画「めしにしましょう」では、盛り付けはどうでもいいらしく、触れていません。
でも、流石に子供も食べるので野菜を添えたい。
というわけで、生姜焼きチックにキャベツと一緒に盛ってみました。
より
レシピ的には生姜焼きに近いのでもう少し大人しい茶色になるかと思いましたが、自己主張がはげしい感じに仕上がりましたね。
熱々の内に食べてみます。
はむ!
柔らか!
漬け込んでいないのでタレが作用しているわけじゃないとは思います。
でも、めちゃくちゃ柔らかい!
肉が良かったのか、なんなのか。
味は、生姜焼きを甘くしてガツンと風味と旨味をプラスした感じ。
脳が喜んでおります。
オイスターソースとニンニクがいいですね。
食べた慣れた生姜焼き風の味に、さらにうまいエキスが追加されてる!
家族3人で600-700g。娘3歳、たべても3切れなのでのこるかと思いましたが、余裕で完食しました。主にわたし。
おわりに
以前、キャベ千を美味しく食べたいから生姜焼きをつくっているのかもしれないという記事を書きましたが、肩ロース氏と一緒に食べるキャベ千もなかなかです。
キャベ千を美味しく食べたくて僕は生姜焼きをつくっているのかもしれない – だがそれがいい
肩ロース氏本体の美味しさは一言でいうと「危険なうまさ」。
ご飯が一瞬でなくなります。
こんなんだす弁当屋があったら絶対買うわ!
以上、漫画メシを再現!めしにしましょうに登場する肩ロース氏をつくってみたでした。
コメント
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