先日、長年使い続けたホットプレートを卒業し、カセットコンロと焼肉プレートを購入しました。
もちろん家焼肉をやるために!
結論からいうとこのコンビ(カセットコンロと焼肉プレート)最高でした。
イワタニ カセットフー 達人スリム 【うす型コンロ / 高さ74mm】 CB-AS-1
イワタニ フッ素加工 焼肉プレート (Y3) CB-P-Y3
ホームセンターやスーパーなどでも普通に売られているので既に導入しているご家庭はきっと多いと思うのですが、あまりにも最高だったのでご紹介したいと思います。
イワタニのカセットコンロとイワタニの焼肉プレート
こちらが購入したばかりのカセットコンロと焼肉プレート。
どちらもイワタニ製です。
コンロは見ての通りスリムなのでなかなかの軽さなのですが、焼肉プレートがめっちゃ軽い!!
溝が五徳に乗っかるので安定感抜群です。
この下皿部分に水をはり、その上にプレートを乗せて使用します。
真ん中の穴の空いていないところが一番火力が強く、肉がよく焼けます。
そして溝から穴の部分に油が流れ落ちる仕組み。
流れ落ちた油は火に触れず下皿にはった水の中に落ちるので、余計な煙も出ず手入れも楽チン。
中心部に比べると穴が空いているところの火力は落ちますが、焦げやすい野菜などを焼くには最適。
う〜うまい。
フッ素加工されて油やコゲが落としやすいのでお手入れも簡単です。
他の焼肉が出来る道具と比較してみる
つい最近まではホットプレートを使っていましたが、それ以外にもいくつか試してみたことがあるので比較してみたいと思います。
イワタニカセットコンロ+焼肉プレート VS ホットプレート
こちらが約7年つかった鍋もたこ焼きも焼肉もできるホットプレート。
イワタニカセットコンロ+焼肉プレート | ホットプレート | |
---|---|---|
美味しさ | とても美味しい | 悪くない |
煙 | 普通 | 少ない |
火力 | 強い | 弱い |
油 | 結構落ちる | 油だらけ |
重量 | 非常に軽い | 重い |
手入れのしやすさ | 非常に簡単 | 非常に簡単 |
収納 | あまり場所とらない | そこそこ大きい |
美味しさ比較
ホットプレートは鍋、たこ焼きも出来ますがあくまでも焼肉だけを比較すると、まあ焼けることは焼けるけど….美味しくはないという感じですね。
肉から出た脂がホットプレートに溜まるのでちょっと脂っこいしあがりになります。
対して、焼肉プレートの方は傾斜のついた中央部分から穴目指して脂が流れ落ちるので、ギトギト感はありません。
火力も影響しているのですが、単純に美味しさ比較でいうと明らかに焼肉プレートの方が美味しいと感じました。
煙の量を比較
煙に関してはホットプレートの方が圧倒的に少ないです。
焼肉プレートの方は物凄い煙が出るわけではないですが、まあ換気をちゃんとしないと部屋がちょっと霞がかるくらいには出ます。
換気が弱い場所では焼肉プレートはなかなか厳しいかもしれません。
火力を比較
火力はカセットコンロの圧勝。
体感ですが、ホットプレートの MAXで焼くのとカセットコンロの弱火〜中火が同程度に感じます。
実際、イワタニの焼肉プレートも中火以下で使用するよう注意書きが添えられていますので、火力に関しては段違いですね。
油の落ち具合、飛び跳ね比較
焼肉プレートはプレート部分についた溝と傾斜、たくさんの穴の効果で良い具合に油が下皿にはった水の中に流れてゆきます。
一方、ホットプレートは油は基本的には鉄板状に居座るのでどうしても食材も油っぽくなってしまいます。
また、周囲への油の飛び跳ね具合ですがホットプレートの方が広範囲に飛び散っているように感じました。
重量
イワタニの焼肉プレートはとにかく軽い!約800g。そしてイワタニのカセットコンロは1.2kgなので合わせて約2kg。
対して、テスコムのホットプレートは電気コンロ部分が重たく焼肉用のプレートと合わせると4kgくらいはあるはず(鍋、たこ焼き、焼肉、コンセント含めた総重量約4.7kg)
断然、イワタニのセットの方が軽い!!
手入れのしやすさ
焼肉プレートは丸洗い、カセットコンロは五徳部分だけ外して洗える(軽い)ので手入れはとても簡単。
ホットプレートの方もプレートは丸洗いできるので手入れはとても簡単。
これだけみるとホットプレートの方が簡単なんですが、イワタニセットの方が周囲への油の飛び散りが少なく床やテーブルの掃除がちょっと楽だったので、イーブンといったところ。
収納
カセットコンロも焼肉プレートもスリムで場所を取らないし、分けて収納すればなおしまいやすい。
対して、ホットプレートは全てセットでしまうことになるが、かなりかさ張るので片付けるのがちょっと面倒。
冬の間はいつでも使えるようにと出しっ放しになっていたのは内緒….
総評
ホットプレートは鍋、たこ焼き、焼肉の3役を1台でこなせるので優秀ではあるが、焼肉だけで比べた場合には美味しさ、火力、油、重量、収納と優っている部分が多いのでイワタニカセットコンロと焼肉プレートのセットに軍配があがる。
また、ホットプレートは災害時には役に立たない可能性が高いが、カセットコンロはガスボンベさえ切らさなければ災害時に非常に役に立つアイテムなので、その点も評価したい。
ということで、どうしても火を使いたくない理由があるわけでないのならば焼肉はホットプレートよりカセットコンロと専用の焼肉プレートでやった方が良い!
イワタニカセットコンロ+焼肉プレート VS イワタニカセットグリル
こちらはイワタニのカセットグリル。お店のような鉄板が特徴的なガスボベ式のグリルで、周囲3方向から火が出て焼肉ができる本格的なマシン。
こんな感じでつまみがある側以外の3面から火がでて焼肉を均等に焼いてくれる優れものです。
これは友人宅で焼肉をやるために購入し、今もその友人の家で使われています。
イワタニカセットコンロ+焼肉プレート | イワタニカセットグリル | |
---|---|---|
美味しさ | とても美味しい | とんでもなく美味しい |
煙 | 普通 | 多い |
火力 | 強い | 強い |
油 | 結構落ちる | かなり落ちる |
重量 | 非常に軽い | 重い |
手入れのしやすさ | 非常に簡単 | なかなか大変 |
収納 | あまり場所とらない | 普通だけど重い |
美味しさ比較
焼肉プレートは前述の通りとても美味しいんですが、カセットグリルの方はさらに美味しいんです。
格子状になっており、隙間がたくさん空いているので油が落ちる穴が多く、均等に熱っせられるので余分な脂が落ちてめちゃくちゃ美味しい。
味は完全にイワタニカセットグリルの勝利!
煙の量を比較
焼肉プレートと比べると、煙はかなり多いです。
一応、受け皿に水を張ってそこに油が落ちるようにはなっているものの、火が当たる部分が多いのでジュージュー脂が燃えて煙がでまくります。
友人宅では換気扇全開、窓全開で使用しました笑
火力を比較
火力は互角。というのもどちらもMAXで使うことはないと思われるので。
肉がよく焼けます。
油の落ち具合、飛び跳ね比較
穴が多い分カセットグリルの方が油がよく落ちます。
周囲への飛び散りに関してもよく油が落ちる分、カセットグリルの方が少ないかも。
重量
カセットコンロと焼肉プレートがセットで約2kgなのに対し、カセットグリルは約4kgなのでかなり重く感じます。
鉄板が本格的で分厚いやつなので、重厚感がすごいです。
手入れのしやすさ
カセットグリルは鉄板を外して洗うことができるものの、1回の使用でわりとこびりつくのでガシガシ洗わないと汚れが落ちませんでした。
そして、重い。
焼肉プレートやホットプレートに比べると手入れは大変な方だと思います。
収納
大きさはそれほどでもないので収納場所はそこまでとりません。
ただ、重いので高いところにしまうのは大変かも。
総評
イワタニのカセットグリルで焼肉をすると「まるでお店みたい!」っていうくらい本当に美味しいのでオススメです!が、煙が厄介なんですよね。
換気のよいお家や、周りが気にならない戸建なら問題ないと思います。あと、アウトドアにいいかもしれませんね。
イワタニカセットコンロ+焼肉プレート VS 電気グリル的なもの
その昔、我が家には電気の焼肉グリルがありました。
誰かにあげてしまって今はないのですが、これはなかなかの優れものでした。
ただ、これと同じものは当時も散々さがしたんですが見つけることができませんでした。
網のタイプがちょっと違いますが、こちらが近いです。
イワタニカセットコンロ+焼肉プレート | イワタニカセットグリル | |
---|---|---|
美味しさ | とても美味しい | とんでもなく美味しい |
煙 | 普通 | 普通 |
火力 | 強い | まあまあ強い |
油 | 結構落ちる | かなり落ちる |
重量 | 非常に軽い | 非常に軽い |
手入れのしやすさ | 非常に簡単 | なかなか大変 |
収納 | あまり場所とらない | あまり場所とらない |
美味しさ比較
遠赤外線でふっくらジューシーに焼き上がるのでおいしかったです。
網状というか、網なので余分な油がよく落ちて肉のしつこさをあまり感じません。
魚や貝もやけるのも高ポイント。
持っていたときは、サザエやハマグリなどをよく焼いていました。
煙の量を比較
煙はあらかじめ網に油を塗っておくとそこまで多く出ませんでした。
ただ、ヒーター部分に油がよく落ちるのですが、その時は煙もでるし、固まってこびりついたりするので徐々に煙が多くなってゆく印象でした。
火力を比較
ガス式のカセットコンロには及ばないながらも、ヒーターと網の距離もちかく熱を奪うものもないのでホットプレートに比べるとだいぶ強いです。
MAXだと焼けすぎるのでちょっと抑えて使うレベル。
油の落ち具合、飛び跳ね比較
焼肉プレートと比べると、油はよく落ちます。周囲への飛び跳ねはそこまでなかったと記憶しています。
ただ、前述したとおりヒーターの上にも油が落ちるので、煙と汚れの原因にもなるのが玉に瑕。
重量
カセットコンロと焼肉プレートがセットで約2kgなのに対し、電気グリルは1.6kgとさらに軽量。
手入れのしやすさ
網もヒーターも外せるのでほぼ丸洗いできます。が、焼肉プレートやホットプレートのように簡単には掃除できませんでした。
ゴシゴシ洗う感じ。
収納
大きさはそれほどでもないので収納場所はそこまでとりません。
軽いのでしまいやすく取り出しやすいと思います。
総評
肉の美味しさだけなら焼肉プレートより上だと感じています。魚介も焼けるので七輪的な位置付けにちょうどいいアイテムです。
ただ、焼く以外のことには使えず、鍋をやるためには別な道具が必要になるため、それでは数少ない収納スペースがもったいないので手放しました。
評価していて改めて思いましたが、焼くことに関してはかなり優れたアイテムです!(わたしが使っていたもの販売終了しているので参考まで)
その他、検討したもの
その他にも、セラミックグリルプレートや遠赤外線ロースターなども検討しましたが、鍋をやるために別な道具をベット調達しなければならず収納の限界という理由で却下しました。
無限に収納スペースがあるなら色々試してみるんですけどね。
で、総合的に見てイワタニカセットコンロと焼肉プレートが最適だという結論に
美味しさでは、カセットグリルと電気グリル、利便性ではホットプレートに軍配があがったものの環境等もふまえた結果として「イワタニカセットコンロと焼肉プレートが我が家には最適」という結論に至りました。
鍋をのせたら鍋料理もできるし、たこ焼きプレートを買えばホットプレートのような情けない火力ではなく業火でたこ焼きも焼けるし、防災グッズとしても役立つしもはやなんでも出来るきがしますね。
中華鍋に焼きを入れるときも重宝しそうです。
新品中華鍋を購入したら空焼き!家庭用のコンロでやるときの注意と準備
ホットプレートの焼肉に不満を感じている方、専用マシンが邪魔くさく感じてきた方にオススメのセットです。
イワタニ カセットフー 達人スリム 【うす型コンロ / 高さ74mm】 CB-AS-1
イワタニ フッ素加工 焼肉プレート (Y3) CB-P-Y3
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