国産のステーキ肉も美味しいですが、30代も後半になってくると霜降りの肉がきつくなってきますよね。
まあ、お高いのでたまにしか食べる機会はないのですが一切れ食べて大体満足。
その点、外国産の牛肉は赤身が豊富でアラフォーのわたしでもバクバク食べることができます。
それになんといっても安い!!
ただ、普通に焼くと硬くなりがちなんですよね、アメリカ産もオーストラリア産も。
今回は、そんな外国産のステーキ肉を柔らかく美味しく調理できる低温調理をご紹介します。
低温調理なら外国産のステーキ肉がまるで国産牛のような柔らかさに
ちなみに、低温調理につか使う低温調理器はこちらのAnova Precision Cookerです。
基本、国産ステーキ肉って有名ブランド牛じゃなくてもちょっと高いですよね。
そして、高い割に当たり外れがある。外れるとブルーな気持ちになるので国産のものはあまり買わないようにしていました。
かといって安い肉は硬い。
結果、家でステーキ肉を食べる機会ってそこまでなかったんです。
でも、低温調理なら柔らかくできるんです!
ということで、500g980円のアメリカ産ステーキ肉を低温調理してみます。
家庭で肉をお店並みに美味しく食べたいなら絶対に持っておくべき低温調理器具「Anova Precision Cooker」について書く – だがそれがいい
低温調理前の儀式:温度と調理時間を考える
低温調理する時の恒例行事となっている、温度決めと調理時間決め。
夕食の時間に食べたいので、調理時間はMAXでも2時間くらいしかありません。
牛肉の場合は、そこまで気を使う必要はないのですが生では食べたくないですよね。
豚やジビエ、鶏肉などは食中毒帽子のために「殺菌」する温度と時間の目安があります。
肉の厚さと中心温度、調理時間の目安が書かれている外国のサイトを参考にしつつ、
肉の厚さは3cmほどなので2時間、57℃(中心温度)で調理することにします。
出典:A Practical Guide to Sous Vide Cooking
厚さ3cm米国産牛肩ロースステーキを調理
材料
・肉・・・500g
・牛脂・・・1個
・ニンニク・・・1かけ
・塩・・・4g(肉の量に対し0.8%)
・コショウ・・・少々
牛脂とニンニクは香りをつけるためにいれました。
人間の体内の塩分濃度は体内の水分に対し約0.8~0.9%と言われており、同じくらいの塩分濃度が本能的に美味しいと脳が感じるという理由から科学的には0.8%の塩分量にするといいと言われています。
家庭で肉をお店並みに美味しく食べたいなら絶対に持っておくべき低温調理器具「Anova Precision Cooker」について書く – だがそれがいい
作り方
作り始める前にANOVAを57℃に設定し、お湯を温めておきます。
1.牛脂とニンニクをスライスする
2.肉に塩コショウと1をまぶしたらジップロックに入れ真空にします
3. 57℃で2時間以上低温調理します
あとは、ピッピッと音がなるまで放置です。
なんどやっても楽チンで最高です。温度調整中の音も静かだし。
おまけ
チルド室に国産のモモ肉とフィレ肉が残っているのを発見!
付属のスパイスをまぶし、真空パックをして1時間経過し残り1時間となったタイミングでステーキ調理中のお湯に投入してみました。
分厚くないので1時間で充分でしょう。
4. 2時間経過したらお湯から取り出します
・ステーキ
・フィレ
・モモ
5.表面だけを強火で焼いて焼き目つけます
6.焼きあがったらカットして完成
いざ実食
ニンニクとコショウの風味としっかりとした塩味がついているので、このままでも美味しいはずですが、肉に合うと評判の「ヤマサ鮮度の一滴 グルメ醤油」通称ロブション醤油を少し垂らして頂いてみます。
おお、これは柔らかい。
今まで家で焼いて食べた外国産牛ステーキの中で一番美味しいかもしれない。
色は赤いですが中までしっかりと熱が通っており生臭さは一切ありません。
普通の焼き方で焼いたレアな肉とは全然違います。
フィレ肉とモモ肉も表面だけ焼いていただきました。
Anova Precision Cookerががあれば自宅での低温調理は簡単!
厚みや食材によって、調理時間と温度を変える必要がありますが、基本的には放置するだけなので低温調理自体は決して難しくありません。
今回は57℃2時間で低温調理を行いましたが、赤いのが気になる方だったら58℃にしてみるとか、時間を30分ながくしてみるとか自分好きな味、食感に合わせて微調整ができるのも低温調理の魅力であり、奥深いところでもあります。
ちなみに今回は3種類の肉を調理してみましたが、家族3人で計750gの肉を食べた計算になります。
たぶん、わたしが一人で500gくらい。
「外国産のステーキ好きだけど、どうせならもっと美味しく食べたい!!」という方は是非Anova Precision Cookerをチェックしてみてください。
Anovaについて詳しくかいた記事はこちらです。